パーニニ(インディアンフィグ)

Pānini (Opuntia ficus-indica)

パーニニ(Opuntia ficus-indica)

ハワイでもっとも多く見られるサボテン。

日本語名 インディアンフィグ
ハワイ語名 pānini、pāpipi
英語名 prickly pear
学名 Opuntia ficus-indica
分類 サボテン科(Cactaceae)ウチワサボテン属(Opuntia)
その他 外来種(alien)

分布

A

原産地はメキシコとされるが、はっきりとはわかっていない。果実が食用になるため、古代から栽培されているという。現在では世界中の温暖な地域で広く帰化している。

ハワイには1809年以前にメキシコから移入されたとされている。現在、主要6島ではカウアイ島、オアフ島、マウイ島、ハワイ島の4島の乾燥した荒地などで野生化している。

特徴

高さ3~5mくらいになる。団扇が何枚も重なっているような姿をしている。花は赤みを帯びたオレンジ色。果実(漿果)は樽型で長さ6~7cm、直径5~7cm、黄土色または赤色。

名前の由来

ハワイ語名パーニニ(pānini)は、「とても愛想の悪い壁」という意味。英語名prickly pearは、「棘のある梨」という意味。

利用

果実は生で食べられるほか、ジャムやジュースも作られる。

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